実印を買ってきた

年金の不正受給はよろしくないが、頭ごなしに責めるのも気の毒。発覚したのは長女から問い詰められて、およそ1年間を経過してたわけだから、頻繁に付き合ってたわけでもなさそう。老いては子に従え、理屈はわかるけど、高齢になって肩身の狭い思いもしたくないだろう。夫婦仲にも依るから、それこそ千差万別、本当の処はわからないのかも。

私も高齢者と呼ばれるまで2年足らず、一人娘は嫁いでるから夫婦だけの老後になる。心中でもしなきゃどちらが遺るけど、娘の世話になりたくないし、老人ホームでの共同生活も望まない。病気になって強制的に入院する以外、慎ましくとも独居の道を選ぼうとしてるし、少しばかりは蓄えてるつもりだが、それだってどうなるものかわからない。

それ以上に心配なのは、私が先に逝った場合。遺された妻が穏やかに暮らすには、どうすれば良いか充分にはわからない。そのときが幾つくらいかでも違うだろうが、そこは読み切れないから困るよね。報じられた事件は氷山の一角、本人の責任かどうかも含めて詳細はわからないけど、身に詰まされるような感覚。もうちょっと頑張って生きないと。